セキュリティ強化のために電気錠を導入したい。けれど、ドアの形状や素材が理由で断られてしまった……
そんな経験はありませんか?
特にデザイン性の高い強化ガラス扉や、枠の細いアルミフレームのドアなどは、従来の電気錠では設置に必要なスペースや加工ができず、導入のハードルが高いとされてきました。
そんな「取り付け不可」の悩みを鮮やかに解決するのが、マグネット式電気錠(電磁錠)です。今回は、なぜこのタイプが選ばれるのか、その3つのメリットをご紹介します。

1. ドアを傷つけず、加工は最小限に
最大の特徴は、扉側に「吸着板」、枠側に「マグネット本体」を面付けするだけで設置できる点です。 従来の電気錠のように、扉の内部を大きく切り欠いたり、鍵穴(サムターン)周りを複雑に加工したりする必要がありません。
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ガラス扉や特殊なデザインドア
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原状回復が求められる賃貸物件
このように「穴あけ」がネックとなっていた環境でも、マグネット式なら導入できる可能性がグッと高まります。
2. 施工が早く、業務への影響が少ない

加工工程が少ないということは、それだけ工事時間が短いということを意味します。 大掛かりな扉の取り外し工事もほとんど発生しないため、稼働中のオフィスや営業中の店舗でも、業務への支障を最小限に抑えて導入が可能です。「セキュリティは高めたいけれど、長い工事は困る」という場合にも最適です。
3. 強力な吸着力で、確実なセキュリティ
「マグネットでくっついているだけ?」と不安に思われるかもしれませんが、その実力は非常に強力です。 小型のものでも約60kg、大型タイプになれば300〜500kgクラスの保持力を持つものもあり、無理やりこじ開けることは困難です。また、通電している間は常に施錠状態となるため、鍵の閉め忘れ(ヒューマンエラー)を物理的に防げる点も、防犯上の大きなメリットです。

「うちは特殊なドアだから無理だろう」と諦める前に、ぜひ一度マグネット式電気錠を検討してみてください。 既存のドアを活かしたまま、スマートで安全なオフィス環境を実現できるかもしれません。
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。





