◆LGSとは?
「LGS」とは、Light Gauge Steel(ライトゲージスチール)の略で、日本語では軽量鉄骨と呼ばれます。
主に壁や天井の下地に使われる材料で、軽くて丈夫、さらに施工性が高いことからオフィスや店舗の内装工事に欠かせない存在です。
◆実は“家具”にも使える!
軽量鉄骨と聞くと「建物の骨組み」と思われがちですが、実は受付台やカウンターなどの造作家具にも使うことができます。
「骨組みは鉄、表面は木や仕上げ材」という組み合わせにより、デザイン性と耐久性を両立できるのが魅力です。
◆【事例紹介】LGSで新設した受付台
よく居室を作る際に使用される「LGS造作壁」。
今回は、そのLGS造作壁を作るときと同じ部材・施工方法を使って、エントランスに受付台を新設しました。
施工の流れ
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骨組みの組立て
まずは軽量鉄骨(LGS)と呼ばれる下地材を組んでいきます。
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石膏ボードを貼り付ける
骨組みに石膏ボードを取り付け、土台を形成します。
今回は「受付用iPadを設置したい」とのご要望があったため、この段階でコンセントの配線も仕込んでおきました。
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仕上げ材でデザインを整える
最後に化粧シートで仕上げを行い、完成です。
お客様の声
完成後には「エントランスの雰囲気にぴったりで、サイズ感も理想通り」と大変ご満足いただけました。
◆LGS受付台のメリットと注意点
LGSを使った受付台は自由度が高く、デザイン性も豊富です。
一方で、いくつかの注意点もあります。
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位置を変えられない
軽量鉄骨で固定しているため、完成後に「場所を移動したい」と思っても簡単には動かせません。 -
新設壁との組み合わせが前提
今回のように新設する間仕切り壁と合わせて作る場合は施工がスムーズで安価です。
ただし既存の壁に取り付けたり、独立型の受付台をつくる場合は、施工が大掛かりになり、場合によっては造作什器を納品するより高額になることもあります。
◆まとめ
LGSを使えば、壁や天井だけでなく受付台などの家具まで安価かつ自由にデザインできます。
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「受付台の位置は固定でOK」
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「新しい間仕切り壁と合わせて設置したい」
といった条件のお客様には、特におすすめの施工方法です。
オフィスの顔となるエントランスに、コストを抑えつつ理想の受付台を実現してみませんか?
設計やお見積りだけでもぜひご相談ください。
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。