オフィスや店舗のレイアウトを計画する際、
「排煙窓や天井設備があるから間仕切りのラインを変えなければ…」
「思い描いた部屋の大きさや配置が取れない…」
こんな悩みを抱えたことはありませんか?
当社では、壁・天井それぞれに対応した施工ノウハウを活かし、設備の位置を上手にかわしながら美しく仕上げる提案を行っています。
ここでは代表的な2つの実例をご紹介します。
壁面編:排煙窓を避ける「クランク処理」
排煙窓がある壁面に間仕切りを立てたい場合、
そのまま直線で組むと窓の開閉を妨げてしまうことがあります。
そこで役立つのがクランク処理です。
これは、軽量鉄骨(LGS)を用いて壁のラインを途中で折り曲げ、障害物を避けながら最終的に方立(壁端部の支柱)にぶつけて仕上げる方法。
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構造・機能を損なわずデザインも美しい
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現場対応がしやすくコストも抑えられる
施工手順はシンプルです。
排煙窓の位置を確認しながらLGSをクランク形状に組み立て、
石膏ボードを張ってクロスで仕上げれば完成。

LGSで作った骨組みに石膏ボードを張り、クロスで仕上げを施して完成です。
天井編:照明・空調をかわすパーティションの支柱と天レール
一方、天井にはダウンライトやスポットライト、換気口など、仕切りを設置する際の障害になりがちな設備が多数あります。

パーティションなら、こうした天井設備をスマートに回避しながら、美しいラインで設置することが可能です。
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枠材を現場で細かく調整できるため、設備をよけながら高さや位置を正確に合わせられる
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素材や仕上げの選択肢が豊富で、木目や乳白パネルを組み合わせれば、空間に自然になじむ
「天井設備のせいで仕切りを諦めるしかない」と考えていた場所も、
パーティションの柱と天井レールの工夫によって柔軟に対応できます。
ちょっとした間仕切りから本格的な会議室の区切りまで、幅広く活用可能です。
まとめ:計画段階から“設備回避”をデザインする
排煙窓や天井設備を理由にレイアウトを妥協する必要はありません。
壁ならクランク処理、天井ならパーティションのレール設計の工夫を行うことで、美観と機能を両立させながら理想の空間を実現できます。
オフィスや店舗づくりの初期計画の段階から、設備の位置とデザインを一緒に検討することで、
コストを抑えつつ無駄のないレイアウトが可能です。
「この設備を避けながらきれいに仕上げたい」とお考えの方は、ぜひご相談ください。
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。





