オフィスデザインの分野でも、商業デザインの要素を取り入れる動きが年々増えています。
その代表的な例が「発光吊りサイン」。LEDを内蔵した吊り下げ型サインは、視認性が高く、空間のアイキャッチとしても優れています。
今回は、オフィスエントランスに設置した吊り下げ型LED内蔵発光サインの施工の様子をご紹介します。
■ 天井の墨だし・下準備

発光吊りサインの位置決めは、空間バランスを左右する重要な工程です。
まず天井パネルに正確な位置をマーキングし、照明器具との距離やラインの整合をチェックします。
吊り金具を通す穴を開ける際は、天井裏の配線・ダクト類との干渉を避けるため、図面と実際の状況を入念に確認します。
■ 天井裏の補強と配線

次に天井裏に潜り、吊り金具を固定するための**チャンネル材(軽量鉄骨)**を設置。
金属製の補強材にボルトを通し、重量サインでも安心して支えられる構造とします。
同時に電源ケーブルの配線を行い、サイン照明への通電準備を整えます。
■ サイン本体の吊り下げ作業

いよいよサイン本体を吊り下げます。
吊りパイプを天井の穴に通し、高さや角度をミリ単位で調整。
最終的な見え方を確認しながら、確実に固定していきます。
最後に電源を接続し、点灯テストを実施します。
■ 完成・点灯チェック

サイン本体の取り付け後、LED点灯を確認。
発光部分が均一に光り、ロゴが鮮明に映える仕上がりとなりました。
■ まとめ
発光吊りサインは、視認性・デザイン性・演出性の3拍子がそろったアイテム。
オフィスでも「ブランディングを意識した空間づくり」の一環として採用が進んでいます。
商業デザインの手法を取り入れることで、来客者の印象を上げる効果が期待できる発光吊りサイン、ぜひご検討ください。
一級建築士 / 1級建築施工管理技士 / 宅地建物取引士 / 認定ファシリティーマネジャー
千葉大学工学部を中退後、2001年に24歳で株式会社アロワーズを創業。「働く環境こそが生産性向上の唯一の手段」という信念のもと、23年間にわたりオフィスの設計・デザイン・施工をワンストップで手掛ける内装工事業を行っている。





